ラブドールにも様々な種類があります。
大別するとビニール素材の風船型エアドールや布素材のぬいぐるみ型ドール、シリコンやTPE素材の高級リアルドールの3種類に分けられます。
値段には数千円から数十万円の差がありますので、失敗しないためにもドールの種類を十分理解しておくことが必要です。
特徴を比較してそれぞれのメリットとデメリットをご紹介してまいります。
ラブドール比較
ラブドールを選ぶ際にはいくつかの項目について検討する必要があります。
値段 | リアル度 | 興奮度 | 利便性 | 触り心地 | |
---|---|---|---|---|---|
風船型エアドール | 2~8千円 | △ | 〇 | ◎ | △ |
ぬいぐるみ型ドール | 2~5万円 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
高級リアルドール | 5~100万円 | ◎ | ◎ | × | ◎ |
それぞれのドールの特徴から比較してみます。
風船型エアドール
空気を入れて膨らませるタイプのビニール素材ドールです。
風船型エアドールのメリットとデメリット
・空気を抜けば置き場所に困らない
・空気の圧力調整でホールの締まり具合を変えられる
・綿を詰めてぬいぐるみ型ドールに改造可能
・肌触りがビニール
・軽すぎて人間味が薄い
・顔が無かったりプリントだったりする
・ポーズが固定
大きな特徴として、その機能の割に価格の安い点が挙げられます。
コスプレさせればシルエットは女性そのもの。
ただの風船とはいえ、中身が空気なので非常に柔らかく抱いている感も十分味わえます。
ただし素材がビニールなので肌触りがツルツルだし軽すぎるため人間味があまり感じられません。
さらに、粗雑に扱うとすぐに空気漏れを起こします。
数回の使用で空気漏れを起こすこともありますので、購入時は消耗品程度に考えておく必要があるでしょう。
ちなみに空気漏れを起こしたエアドールは綿を詰めてぬいぐるみ型ドールとしての二次利用も可能です。
風船型エアドールの主な製品
値段 | 特徴 | |
---|---|---|
![]() |
2,998円 (M-ZAKKA) |
エアドールとして一世を風靡した『LOVE BODYシリーズ』。その曲線美は本物の女性と変わらないシルエットを生み出します。 |
![]() はめキュン学園 アヤカ |
2,998円 (M-ZAKKA) |
人気のはめキュン学園シリーズです。フェイスプリントと肌色ボディはリアリティを増します。オナホとローション付きでこの価格はお買い得。 |
![]() ニュードールズ シークエル しおん |
2,455円 (NLS) |
ロングセラー「Dolls」の人気シリーズ。二穴使用可能で様々な体位を実現します。オナホとローション付きでこの価格は超お買い得。 |
![]() エアリードール メイド |
1,375円 (M-ZAKKA) |
全長60㎝で凹凸のないボディは使用者の背徳感を煽る商品です。コンパクトで取り扱いが楽チン。オナホ固定具としての機能は果たせます。 |
※2023/9/13現在での最安値
最近のエアドールはオナホールの付属品として販売されるケースも多くなっています。
付属品とはいえ、オナホ固定具としては十分すぎる性能なのでコスト面では大満足な商品と言えるでしょう。
中でもシルエットだけなら圧倒的にLOVE BODYシリーズがお勧めです。
透明ボディなのでコスプレを推奨しますが、専用のオプションアイテムも充実しており、柔肌を着せるだけでもグッと人間味が増します。
ただし、LOVE BODYシリーズではオナホは付属していませんのでご注意ください。
ぬいぐるみ型ドール
布地素材で中身が綿やビーズ等を使用しているタイプのぬいぐるみ型ドールです。
ぬいぐるみ型ドールのメリットとデメリット
・多少雑に扱っても壊れない
・人肌のようなぬくもり
・扱いやすい重さ
・優しい抱き心地
・受注発注の場合が多いので納期は遅め
・ポーズが固定
・置き場所に困る
これと言って大きな短所が見つからないのがぬいぐるみ型ドールの特徴です。
エアドールと違って多少乱暴に扱っても空気漏れの心配がないのが嬉しいですね。
重さも軽すぎず重すぎないのでストレスなく自由に扱えます。
しかし「ただのぬいぐるみなのに」と考えると、どうしても割高感がぬぐえません。
下手をすると安いリアルドールが買えてしまう程の価格帯です。
また、ポーズが固定されることや胸の触り心地を考えると、個人的にはエアドールからの改造も捨てがたく思います。
ただし手間がかかるのでサックリぬいぐるみ型を購入するのも良いかもしれません。
ぬいぐるみ型ドールの主な製品
値段 | 特徴 | |
---|---|---|
![]() エンジェリックドール |
29,788円 (NLS) |
ぬいぐるみ型ドールの代表格である『エンジェリックドール』。付属のマスクとウィッグ、キャミソールでリアル感を高めます。 |
![]() ふぇありーどーる えむ |
41,580円 (M-ZAKKA) |
癒し系でとっても愛くるしい妹キャラの『ふぇありーどーる』シリーズ。A-ONEならではの美しいシルエットはぬいぐるみ型でも健在。付属のウィッグとキャミソールでリアル感を高めます。 |
![]() はにーどーる もこ |
54,780円 (M-ZAKKA) |
A-ONEふぇありーどーるの上位版となる『はにーどーる』が新登場。顔が付いて超リアル(眼球も動く)になった上に、足の付け根が可動することで多彩な体位にも対応可能となりました。 |
![]() LOVE VENUS R |
25,973円 (M-ZAKKA) |
ボリュームのある美しいボディラインと素材にこだわった柔らかさを、とことんまで追求しつくした『LOVE VENUS』シリーズ。 手足が途中で切れていますが、その分様々な体位が実現可能です。 |
※2023/9/13現在での最安値
決して安い買い物ではありませんが、長く使えてコスプレさせれば飽きも来ないので満足できることは間違いありません。
高級リアルドール
人間そっくりに作られたシリコンやTPE素材の高級リアルドールです。
高級リアルドールのメリットとデメリット
・女性用のドールもある
・重い
・関節が硬い
・納期が遅い
・廃棄が面倒
・置き場所に困る
数万円から数十万円という値段の開きはありますが、最も安価なドールであってもその機能は十分に果たしてくれるでしょう。
値段の違いは主にリアル度によるもので、材質や骨格、視線の可動、各所の植毛、口内の造形、乳房のタイプなどの各種オプションにより変わります。
最近ではオプションの中に自立機能や音声機能、温度機能、バキューム効果、自動のオーラルや腰振り機能なども出てきました。
必要な機能だけを選択してなるべく価格を抑えましょう。
また、リアルドールは非常に重いということを理解しておかないといけません。
30~40kgぐらいなら大丈夫などと思っていたら大きな間違いです。
30~40kgの物体を動かすのは、かなりの筋力が必要です。
しかも関節が硬いので自由に動かすのは至難の業でしょう。
最近では軽量化されたドールも販売されてきているので、そういった素材のドールを選択するか、なるべく身長の低いドールを検討することをお勧めします。
ちなみに私の身長が約170cmで幼児趣味はありませんが、120cm程度のドールで違和感なく使用できています。
さらにリアルドールの注意点として、お手入れについても考慮しなければなりません。
使用後のドールをそのままにはできませんので洗浄機で洗わないといけないのですが、水浸しになるので風呂場に持ち込む必要があります。
重いドールを風呂場まで持ち込むのも一苦労ですし、あまり洗いすぎるのもドールの劣化を進めてしまいます。
できれば購入時には着脱式ホールのタイプにしておくことをお勧めします。
また、リアルドールの購入は基本的に受注生産であり、ほとんどが海外からの納品となります。
したがって購入からドールが手元に届くまで1か月以上は掛かることになります。
高額を支払った後に1~2か月間ただ待ち続ける事になり、ましてや購入先が海外ともなれば不安は避けられません。
最近は日本に倉庫を保有している業者も多くなってきたので、長い納期が耐えられない場合は国内倉庫にある即納品を購入する方法もあります。
ただし、この場合は既製品になるのでオプションの指定はほとんどできません。
ドールの廃棄時についてですが、最近は「里帰りシステム」といったサービスもありますので、それほど心配は必要ありませんが宅急便業者に嫌な顔をされる覚悟だけはしておきましょう。
高級リアルドールの主な購入先
高級リアルドールにもいくつか購入する経路があります。
高額商品なので失敗しない選択をしなければありません。
日本製ドールを購入
安心・安全を考えるなら、なんと言っても日本製です。
ドールの安全性や完成度はもちろん、日本のメーカーならサポートも完璧です。
粗悪品や詐欺まがいも横行する商品なので、日本の信頼できるメーカーを選択するのが確実です。
ただし値段は同レベルの中国製と比べると段違いに高額になります。
安心・安全のためならお金は惜しまないという方は日本製ドールが最適です。
主な購入先 | 特徴 |
---|---|
![]() オリエント工業 |
1977年創業、高級リアルドール業界の最老舗です。数十年にわたって最高峰のドールを作り続け、その人気は今なおナンバーワンです。潤沢な予算をお持ちであれば一番にお勧めするドールメーカーです。 |
![]() 4woods |
4woodsは2002年、国内2番目となるリアルドールメーカーとして設立。年々拡大を重ね今ではフランスやアメリカに進出するまでの企業に成長しました。 |
中国製ドールを購入
今やリアルドールの製造は中国製が主流となっており、50以上のメーカーが軒を連ねています。
中国製のリアルドールは圧倒的に安価で、10万円を下回るリアルドールも当たり前に販売されています。
ですが、安いには安いなりの理由がありますので、購入時には十分吟味した上で選択する必要があります。
購入は日本にある輸入代理店からの購入になります。
過去に購入時の写真とは大きく異なる商品が送られてきたり、傷物だったりするケースも数多くありましたので必ず信頼のできる業者から購入するようにしてください。
主な購入先 | 特徴 |
---|---|
![]() Mailovedoll |
2019年設立と最近できた会社です。後発のリアルドール販売業者ではありますがサポート面は万全で、他の業者のようなたどたどしい日本語ではなくサイトもメールの返信も翻訳ではなく日本人が対応しています。高額商品なので信頼性は欠かせません。 ちなみに左のリンクからドールを購入し、購入時の注文メモに「俺の嫁」と入力すれば追加でウィッグ1枚を無料で同梱発送してくれます。詳しくはこちらを参照 |
![]() Kanadoll |
2019年設立と最近できた会社ですが勢いのあるリアルドール販売業者です。『ラブドール愛好家に安くて良い品を提供すること』を経営理念にしているだけあって、気合の入った価格設定になっています。 |
![]() OL DOLL |
2016年設立のリアルドール販売業者。50を超えるドールメーカーを取り扱っており、メーカーごとの特徴が分かりやすいサイトになっています。サポートも全員日本人スタッフによる対応で電話対応も可能なので信頼性抜群です。出荷前に実物を写真で確認できるので安心。 |
![]() DACHIWIFE |
2017年創業とまだ新しい会社ですが、30以上のドールメーカーと代理店契約を行い日本最大級のリアルドール販売業者となっています。メール対応ですがサポートも充実。出荷前に実物を写真で確認できるので安心。 |
大手アダルトグッズ販売業者から購入
国内の大手アダルトグッズ販売業者でも中国製の安価なリアルドールを取り扱っています。
リアルドール専門の輸入代理店よりかなり割高になりますが安心を得ることができます。
日本語のぎこちないサイトから購入するのが不安な方は、サポートも充実した国内の大手アダルトショップで購入するのも良いでしょう。
主な購入先 | 特徴 |
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![]() FANZA |
アダルト関連の総合サイト。動画やゲームでお世話になっている方も多いかと思いますが、アダルトグッズも豊富に取り揃えてあります。運営元が天下のDMM.comなので信頼性は間違いありません。 |
![]() NLS |
2000年創業の業界大手のアダルトグッズショップです。私も10年以上前からお世話になっているサイトです。もちろん安全性・サポート共に問題ありません。NLSにはオリジナルドールもありますので、在庫があれば安価で納期が早く入手することも可能です。 |
中古リアルドール販売業者から購入
高級リアルドールには中古販売業者があります。
中古業者では回収したドールの洗浄・修復して再販します。
価格は損傷度合いにもよりますが、だいたい半額以下で販売されています。
中古リアルドール販売業者から購入するメリットは価格だけではありません。
リアルドールの納期は通常1か月以上かかるものですが、中古リアルドールは国内発送なので購入後2~3日で届きます。
また、リアルドールは基本的に受注生産になるので、サイトに掲載している写真は現物ではありません。
その点、中古リアルドールは現物の写真が載せられているので、「写真と届いた商品が違う」といったことはあり得ません。
商品の状態は詳しすぎるほど細かく写真で事前確認できるので心配はないでしょう。
梱包も新品と変わらない梱包方法なので問題ありません。
ただし、デリケートな種類の商品ですので、使用済みという事に神経質な方にはお勧めできません。
主な購入先 | 特徴 |
---|---|
![]() R DOL |
私が初めてリアルドールを購入したサイトです。納期は2日程度でしたし、実物を見てもまるで気づかないような傷まで申告されていました。電話でもお問い合わせ可能なので信頼性も問題ありません。 |
まとめ
風船型エアドール、ぬいぐるみ型ドール、高級リアルドールと値段は大きく違いますが用途は一つです。
そもそも家族と同居しているのであればエアドール以外は難しいですし、私のように非力な人間は重いリアルドールは向いていません。
どれも一長一短ありますので、予算と目的に合ったドールを無駄なく購入するようにしましょう。
ドール初心者であれば、私のようにエアドール→ぬいぐるみ型ドールに改造→リアルドールという順番でステップアップするのがお勧めです。
