最近流行りの『オナ禁(オナニー禁止)』についてご紹介します。
「オナ禁すると男性はモテる」などとネットで話題になりましたが、
「どういう根拠で?」
「どのくらいの期間を?」
「どんな効果が?」
「そもそも本当なのか?」
という点について科学的根拠も含めて情報の追跡を行いました。
男性にとって欠かせないオナニーではありますが、これを禁じることでモテるのであれば実行する価値は十分あります。
しかし、もしこの情報が全てガセだとすれば、これほど迷惑な話はありません。
徹底的に真偽を確かめたいと思います。
オナ禁にまつわる噂の内容
「オナ禁するとモテる」という噂から波及した様々なオナ禁効果の内容をまとめました。
半端ない効果です。
これが全て真実であれば当然モテるでしょうし、今日からでもオナニーなんて止めるべきです。
もはや都市伝説レベルと思えなくもありませんが「火のない所に煙は立たない」というように、噂になるからにはそれだけの根拠があります。
オナ禁にまつわる噂の根拠
ではなぜオナ禁にこれらの効果が期待できるという噂が発生したのかを、その根拠から検証します。
射精をすることによる人体への影響は以下の通りです。
・プロラクチンの分泌量が増加
・射精すると体力を消費
・精液に含まれる栄養素が失われる
これらの現象は噂でも統計でもなく、まぎれもない事実です。
射精をすれば体力も使いますし、精液に含まれた栄養成分も失われ、ホルモンが増減することも実験によって数値化されています。
それでは、射精の人体に与えるこれらの影響が、噂にあるような効果を実際に発揮できるものなのかを検証してみましょう。
テストステロンの値が一時的に低下
テストステロンは男性らしい身体の形成を行う男性ホルモンです。
テストステロンの働き
テストステロンの働きで筋肉が付きやすくなったり、肌の改善も促進すると言われています。
精神面においても、やる気の向上や精力の増強にテストステロンが大きく影響します。
こういったテストステロンの働きが射精により失われるとされ、以下のようなオナ禁効果が期待されました。
・肌荒れが改善
・やる気が出る
・行動力が上がる
テストステロンによるオナ禁効果の真相

プロラクチンの分泌量が増加
プロラクチンの働き
・やる気が出る
・目がさえる
プロラクチンによるオナ禁効果の真相
ということになります。
射精すると体力を消費
射精による体力消費
・スポーツの効率が上がる
体力消耗によるオナ禁効果の真相
オナニーにしろセックスにしろ運動することになるので、射精することで体力を消耗することは間違いありません。
しかし、その程度のカロリー消費が原因で翌日に疲れが残るとは考えにくいでしょう。
逆に20分程度のジョギングなら健康的な運動とも言えます。
ただし、陸上や水泳の競技を行っている人が、「射精の翌日にタイムが落ちた」といった声が多いのも事実です。
体力を消耗することは間違いないので、スポーツを行う方であれば試合の前日ぐらいは我慢した方が良いのかもしれません。
ということになります。
精液に含まれる栄養素が失われる
精液には様々な栄養素が含まれています。
精液に含まれる栄養素
精液の大半は水分ですが、その中にタンパク質や亜鉛、糖分、カルシウム、ビタミンCなどが含まれます。
いずれも人体には欠かせない栄養素であり、射精によってこれら栄養素が体外に放出されることから様々なオナ禁効果が噂となりました。
ここでは敢えて栄養素の効果は説明しませんが、これら栄養素の働きで冒頭に紹介した全ての噂が実現することになります。
それでは実際にオナ禁によってこれらの効果が実現できるのでしょうか。
栄養素放出によるオナ禁効果の真相
結論としては、
ということになります。
まとめ
ネット上で拡散されたオナ禁効果ですが、そのほとんどがデマと言わざるを得ない結果となりました。
それどころか大半の医師がオナ禁によってEDや不妊といった性障害が引き起こされる可能性を提唱しています。
少なくともモテるためにオナニーを長期間我慢するようなことは避けましょう。
ただし、射精のし過ぎも体に良いことではありません。
何事もやり過ぎにはご注意ください。
危険度の高いオナニー方法の記事もありますので参考にしてください。

オナ禁するもしないも個人の自由ですが、間違っても根拠のない噂だけを信じてオナ禁するような事のないようにしましょう。