男性機能は年齢や運動不足によって年々衰えていきます。
その要因のひとつに骨盤底筋の衰えがあります。
骨盤底筋は筋肉なのでトレーニングによって鍛えることができ、結果的に男性機能アップにつながります。
簡単な運動で何も機材等を使わないので、お金を掛けずに男性機能の改善を図れます。
この体操は私自身、実際に効果を実感できた体操なので、是非とも皆さんもお試しいただければと思います。
「こんな体操で本当に効果があるの?」と全く期待していなかっただけに嬉しい誤算でした。
骨盤底筋の働きと効果

骨盤底筋は骨盤の底で膀胱や子宮、直腸などが下がらないように支えている筋肉群です。
男性だと肛門から睾丸付近にわたって張り巡らせられています。
骨盤底筋は加齢によって衰えるだけでなく、デスクワーク等の運動不足によっても失われます。
高齢者の尿漏れは、この骨盤底筋の衰えが一番の要因になります。
また、骨盤底筋の役割のひとつとして血流の正常化が図れるため、下半身の血流増加で男性機能の向上が期待できるのです。
骨盤底筋を鍛えるメリット
骨盤底筋を鍛えることによって下半身への血流が良くなり、さらに筋肉量増加で男性ホルモンの分泌も増加します。
具体的には以下のような効果が期待できます。
・勃起力向上
・尿漏れ防止
・早漏対策
・ED対策
・中折れ対策
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骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操)
骨盤底筋トレーニングで代表的な「ケーゲル体操」のやり方をご紹介します。

1.仰向けに寝ます
2.足を肩幅に開き両膝を軽く曲げます
3.腰を上げて肛門をキュッと引き締めます
4.腰を下ろします
5.これを30秒で10~15回程度繰り返します
以上です。
たったこれだけで男性機能が回復できるなら、やらない手はありません。
この体操の注意点ですが、腰の上げ下げする行為だけでは骨盤底筋を鍛えることにはなりません。
重要なのは肛門をキュッと閉める動作です。
腰の上げ下げする理由は、肛門に力を入れるのがラクになるのと、下半身の筋力アップも同時に行えるからです。
慣れてくれば骨盤底筋トレーニングは立っても座ってでも可能です。
立ったり座ったりでやる場合は、肛門をキュッと閉めて5秒~10秒止めてゆっくり戻すという動作を繰り返すのが効果的です。
コツさえつかめば、どんな時でもどんな場所でも人知れず出来る筋トレなので、暇な時にでもやってみてください。
筋トレに時間帯は影響されませんので、朝起きてすぐでも寝る前に行っても効果は変わりません。
トレーニングの一日に行うセット数ですが、年齢や健康状態にもよりますので、無理のない程度で気が向いた時にやるというのが良いでしょう。
合わせてやりたいトレーニング

股関節周辺の血行を促進するために、ヨガのポーズ等を使ってストレッチするのが良いでしょう。
下半身の血行促進は海綿体への血流の増加が期待できますので、勃起力の改善が図れます。

また、下半身の筋力アップにスクワットも効果的です。
下半身の筋力アップは男性ホルモンの分泌量が増加するので、男性機能に大きく影響するテストステロン値が増加します。
男性機能の改善には、脚を肩幅以上に開き、足先と膝を外側に向けた状態で行うと下半身のストレッチにもなり、さらに効果的です。
トレーニングの効果が出るまでの期間
一般的には1~3か月ほどで効果が出ると言われていますが、私の場合は1~2週間で効果が実感できました。
私が実感できた効果は「朝勃ち」です。
しばらくご無沙汰だった「朝勃ち」が連日続いたのには驚きました。
効果には個人差はあると思いますが、体のために無駄なトレーニングではありませんので是非ともお勧めします。
まとめ

骨盤底筋は、普段からあまり自然に使う筋肉ではありませんので、意識して使わないと年々退化していきます。
年齢だけでなくデスクに座りっぱなしのお仕事をされている方も注意が必要です。
勃起力や尿漏れ、早漏、ED、中折れでお悩みの方は、男性機能アップのために今日からでも実践してみてはいかがでしょうか。

