彼女を蘇らせるには準備が必要だった。
空気嫁から綿嫁へと変貌することになる。
綿密な改造計画が必要だ。
かつての魔術書を何度も見直した。
必要となる素材
せっかくなのでバージョンアップも目論む。
必要な素材は以下の通り。
・オッパイ
・頭
・肌
・背骨
・大腿骨
・メイド服
・えっちい下着
少なくとも、これだけの材料が必要だ。
さすがは禁呪。
かなりの代償を求めてくる。
しかし俺には金が無い。
1円でも安く済ませなければならない。
だったら下2つやめろよと言うかもしれない。
しかしそれは出来ない。
理由は言わないが、
そこは分かって欲しい。
綿を用意する
まずは100均で揃えられる物から揃えよう。
綿ぐらいか。
もしかしたらえっちい下着もあるかもしれないが。
俺にはレジのおばちゃんの軽蔑の眼差しに耐えるだけの防御パラメータを持ち合わせていない。
綿なら買えるだろう。
綿だけ10個近く買って帰るオヤジを店員がどう思うのかは
知ったことではない。
こんなのが売っている。
だがここで思った。
100均でも10個買えば税込千円を超える。
千円あればえっちい下着もう一枚買えるかもしれない。
何か使えるものがないか考えた。
布団の綿抜くか。
客が来たとき用の布団がある。
要らないな。
客が来たら来た時考えよう。
ということで布団をビリビリ破ってみた。
破ったらカビだらけという恐れもあったが大丈夫だ。
だが少し黄ばんでいる。
元々の色なのか誰かの体液なのかは定かではない。
彼女は透明なので黄ばみは致命的だが。
彼女には日に焼けて健康的という設定で納得してもらおう。
むしゃぶりつきたくなるオッパイ
以前から目を付けていたアイテムがある。
これだ
エンジェルバスト2
空気の胸も中々だったが
これは魔術書によると相当イイらしい。
※このブログは約10年前に執筆されたものなので、現在はもっと良い品があります。
今回の目玉商品である頭
今回のバージョンアップである頭だ。
顔が有る無しでは気分が大きく変わる。
美容師の練習用でこんなのがあった。
カットマネキン
これも魔術書に書いてあった。
あまりにも用途がかけ離れているが、これ程の美形なら申し分ない。
※このブログは約10年前に執筆されたものなので、現在はもっと様々な選択肢があります。
嫁は肌が命
やはり肌触りがビニールというのがキツイ。
これも魔術書に載っていた。
アキの柔肌
アキ専用 モビル ボディスーツだ。
これによって綿の黄ばみも緩和されるに違いない。
※このブログは約10年前に執筆されたものなので、現在はアキ以外の専用ボディスーツもあります。
姿勢を整える背骨と大腿骨
これがないと胸の重みで倒れてしまうらしい。
何か代替えを考えたが、
面倒になってホームセンターで揃えた。
こんな棒。
これを3本固定して骨組みにした。
果たして俺は彼女を蘇らせることができるのか?
つづく